♪ 私の~お墓のま~えで・・・
泣かないでください・・・・
そこに、わたしはいません、眠ってなんかいません♪
(千の風になって より引用)
私個人はまさにそんな気分なのですが・・・
私は多分一般の人より宗教については詳しいし、お経も読める方なのですが、お墓とは色々な見方があるでしょうし、お寺様にふとどき者! と叱られるかもしれませんが、先祖と子孫を繋いでいくものだと思っています。
お父さんお母さん、お爺ちゃんお婆ちゃん、又そのお父さんお母さん、というように自分が今日あるのはこの代々お祀りしてきた大事なご先祖様のお蔭だと感謝で手を合わせるシンボルなのでしょう。
だからこそそれを怠ると祟るぞ…みたいな表現で戒めるのでしょう。
大体、可愛い子孫に祟るなんてないのにね・・・・
ただお葬式のところでも述べましたように、現在の家族事情は昔とかなり違ってきています。
◆ お一人様である (墓守がいない)
◆ 子供がいないので墓守がいなくなる
◆ 母方の墓守がいなくなった
◆ 金銭的にお墓の維持が難しくなった
◆ 高齢で墓参りに行けないが、そのことに気がひける
◆ 実家に先祖の墓があるが戻ることはない
背景は様々ですが、お一人様やお子様のいないご夫婦など、お墓を作れない人と言っていいのか分かりませんが、お墓を作ってもあとお参りをしてくれる人がいない人が増えてきています。
そういった意味からは、今までお墓があった人も今後の墓守がいなくなる、又は昔の人は殆ど移動しないでその地域だけで生きてきましたが、今はそんな時代ではありません。
お墓がある故郷に帰れない人も多く、墓じまいする人が増えているのも昨今の事情です。