エンディングノート・遺言

エンディングノートの活用に抵抗がなくなってきましたが、それでもエンディングという文言にドキッとした方もいらっしゃると思います。


昔の保険と同じで、縁起悪い、そんなものを書いたら死ぬかもしれない・・・と思う人は殆どいないのでしょうか。


保険同様、エンデイングノートも残された家族にとっては最後の手続きをするうえで大変役に立ちますし、初めて亡くなられた方の心に触れた思いをすることもありますので、是非作成してみてください。

そして作成が進むにつれ、自分を見つめなおす良い機会であることに気付くと思います。


自分がどんな生き方してきたのか分かりますし、大切な人が誰で、どんな思いを伝えたかったか、自分は何を残したいのか・・・・


エンディングノートの簡単なものは色々な場所で手に入ります。

行政で無料で配布しているものから、書店などでも見かけます。

自分でお気に入りのものを見つけられると良いと思います。

 

時々当事務所でもエンティングノートのつくり方のセミナーを開くこともあります。

その時は本当に基本的なことしかお伝えしない場合もありますが、時間的に余裕のある場合は、表紙などに凝った、文化教室のような手作りのノートを作成することもあります。

 

エンディングノートと書きましたが、絶対にエンディングノートと書く必要はありません。

桜の思いで、とか〇〇の部屋とか、気の利いたネーミングにしてください。

 

注意としては、その時は一生懸命考えて、そう思ったのですが、途中で心変わりすることもあります。

その時に簡単に差し替えられるタイプの方がいいと思います。

⇒ エンディングノートのつくり方を教えてほしい、一緒に作ってほしい

 

そして一番重要なことは、このエンディングノートは残された人には良い思い出になったり、色々な手続きを進める上で参考になりますが、法的な効力はありません。

 

ですから法的な効力を持たせるためには必ず遺言書を作成してください。

 

当事務所は行政書士事務所ですので、勿論遺言作成のお手伝いも致します。

遺言の作成につきましては別に詳しいホームページを作成していますので、そちらをご覧ください。⇒ 遺言・相続・遺産分割協議について