さて、ここから本番です

最近のお葬式事情で説明したように小規模のお葬式が増えていますし、大手のスーパや互助会、葬儀屋さんによるお葬式が一般になっています。

そして一方では格安のお葬式のホームページが登場したりもしています。

 

そんな中で終活に力を入れている者としてお葬式に関する情報を集めている際に、ご近所さんで色々とお葬式の実情を教えてくれる方に出会うことができました。

まさに灯台元暗しです。

 

立派な生花の祭壇がとても良心的な価格で提示されていしたので、突撃取材してきました。かなり昔の話ですが、今回もまたお邪魔してお話を伺ってきました。

 

結論から言えば、すごく親身に相談に乗ってもらえます。

私共が力を入れているお一人様や中々お葬式をだすのも大変な方にはとても頼もしい味方になってくれます。

 

具体的な葬儀費用を聞き出そうとしましたが、それは無理!と言われました。

それぞれの事情が違うから、と言われました。

 

葬儀に参加する人数や葬儀をどこで執り行うか、お寺さんをどこでするかとか、全く違ってくるから、と説明されました。

そして反対に予算がどれだけあるか言ってもらえればプランを立てる、と言われました・・・・

 

これはまるで私どもの生前葬の考え方と全く一緒です。

 

誰でも引き受けてくれるわけではなく、最低一回は面識があり、ちゃんと意向を予め聞いて真剣に考えている人しか引き受けないそうです。

詳しく説明してくださればくださるほど、本当にどこでお金が+になるんだろう、と思うような金額でしたが、宣伝などしなくても一度経験された方がお知り合いや身内をお連れになるそうです。

 

ここでも言われたことは、お葬式というのはいつ訪れるか分からないものではあるが、だからこそ不吉なものと思わないで、その時のために備えるのが一番だと言われました。

これはまさに遺言や終活に通じるものですね・・・

 

私自身が兵庫、神戸を中心とした地域密着型の活動をしておりますので、この情報も地域限定になってしまいますが、このお葬式に関心のある方はお声をかけてくだされば近所ですのでご案内します。

 

ここまできて、お葬式の基礎知識で書きましたように、現在は積立式のものが多く、一般的になっているように思います。

 

必ず来る、いざという時のために備える、葬式の準備もできないようじゃ情けない、という多分日本人の気質から来ていると思いますが、反対に言えば、それだけ囲い込まれていることになります。

 

50万円の祭壇を見せられて高い!と言っても選択肢がない訳なので(小さくなって金額を落とすという選択肢はあるかもしれません)、同等のものが30万でできたら差額の20万が違うサービスに回せますが、それができません。

 

そう、解約するとペナルティーが発生することが殆どだと思われますが、もしまだそのような契約をされていない方は今のうちにご自分にあった方法を考えてみては如何ですか。